*扉を図面で表すのは骨が折れる作業です。なぜなら扉は壁と違って立体です。紙の上と実際のイメージの隔たりが大きいのです。次に扉は開けたり閉めたり動かすものです。建ててみたら開かなかったら大変です。さらにディテールのデザイン性にすぐれており、扉1枚で家の印象が変わるぐらい大きな存在です。これらの理由から扉の打ち合わせは困難を極めます。私たち建築業者は上の絵のように「マンガ」にしたり3D「アニメ」にしたりしてわかりやすいコミュニケーションを模索しています。扉のせい(おかげ?)で「図面 」という存在は大きく変わってくるかもしれませんね。